“性格(パーソナリティ)”と筆跡
パーソナリティとは、『人格。個性。性格とほぼ同義で、とくに個人の統一的、持続的
な特性』というように広辞苑には表示されており、 さらに“性格”については『各個人
に特有のある程度持続的な感情・意志の面での傾向や性質。品性。人柄』と解説さ
れております。
人間にはいろいろな性格が表現されております。
頑張り屋・泣き虫・意地悪・臆病・自信家・内気(引っ込み思案)・負けず嫌い・陽気・
おっちょこちょい・楽天家・心配性・温和・短期・従順・素直・柔和・活発・いい加減・
無責任・自己中(自分勝手)・のんびり・気長・優柔不断・厳しい・優しい・理屈っぽい・
怒りっぽい・などさまざまな表情があり、書ききれないほどです。
このような人間のタイプをその人が書いた文字の特徴(クセ)を診て、どのような
心理が働いて、そのようなクセとなって表れるのか、それらの真意をひも解いて、
性格や行動パターンを判断するというのが筆跡診断です。
☆ 『性格』とは その人らしい行動傾向のこと
〜〜『らしい』行動パターンが その人の『性格』となる〜〜
一般的に『性格』は、その人の日常の行動パターンや言動などを総合的に判断して、それぞれその人の
感覚や感性などによる独自の判断で決めているようです。従って、お互いに勘違い、思い違い、思い込み
などが発生し、人間関係に亀裂が入り、理解し合えない、認め合えないというようなトラブルが生じたり
するようです。
〜 ジョハリの窓 〜
誰しも“自分を知りたい”という想いは抱いているようで
す。また、自分は“他者にどのように映っているのか”
知りたいと考えている人も多いようです。
自分について、アメリカの心理学者ジョセフ・ルフト
とハリー・インガムは、私達には4つの自分があると
唱え“ジョハリの窓”を考案しました。
隠れた自分を知るには他者との関わりが大切です。
「隠蔽領域」 「盲点領域」に気付くことができれば、
「開放領域」が拡がり、 「未知領域」が狭く小さくな
ります。隠れた自分を知ることに筆跡心理学は大いに
役立ちます。
気付かない隠れた自分や相手を知るひとつの手法として、筆跡心理学を活用し
本人が書いた文字の特徴(クセ)に表れる心理を読み取って、相手の心のメッ
セージを知ることができれば、相手の長所や短所を理解することができ、相互
の誤解も解け、それぞれが人に優しく思いやりのある人間関係を構築すること
ができるのではないでしょうか。
また、職場の中での人間関係、仕事上の営業等の交渉ごと、活用法は様々・・・
人と人を繋ぐ信頼関係・絆に・・どうぞ筆跡心理学をお役立て下さい。